待機電力を節電する方法!年間で6,000円くらい浮く可能性あり?

本記事では待機電力を節電する方法を解説します。待機電力とは何か、待機電力の平均はどれくらいなのか?計算方法、テレビや洗濯機、ドライヤー、扇風機などコンセントにプラグを差した状態で、待機電力はいくらになるのか?また、節約した時の電力消費の効果はどれくらいか解説します。

 

待機電力とは?

待機電力(待機時消費電力)とは、コンセントに接続され通電される電気機器、微小な電力消費が発生している状態です。家電製品の多くは待機電力は発生し、テレビやビデオデッキ、冷蔵庫、洗濯機など多くの家電製品で発生します。

この待機電力の消費量は一世帯が消費する電力のうち5.1%を占めているという調査があります。(一般財団法人省エネルギーセンター「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書」)

ちなみに平成20年度に行われた調査では、6.0%であったため、待機電力は減っています。理由は家電の待機電力が小さくなるように開発が進められているからです。

一世帯あたりの年間待機時消費電力は285kWh/年と言われていて、これを節電によってカットすることが出来ると、一般家庭の電気代を24円/kWhとすると、285[kWh] × 24円/kWh = 6,840円の電気代を節約できます。最近は待機電力をカットできる製品が多数販売されています。

 

待機電力の電気使用量は?

平成25年の一般財団法人省エネルギーセンターの調査では、一般的な家庭が1年間に消費する電気量は一世帯あたり平均で4,432kWh、そのうち待機電力が228kWh/年を占めています。全体の5.1%です。このデータを元に1年間あたりの待機電力はいくらになるのか調べてみました。

今回は「家計調査(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯)」のデータを元にどの程度待機電力があるのか調べてみました。最新のデータによると、2017年(平成29年)1月から12月までの電気代の合計は、123,738円でした。平均世帯人数が2.98人です。この場合、待機電力は6,311円です。

1年だけでもこれだけの料金が節約できる可能性があるわけです。ちなみに、世帯人数の平均値が2.98なのですが、2人の場合から5人の場合でだいたい、5,500円から7,500円くらいです。なのでバカには出来ない金額と言えます。

 

待機電力を節電する上で出来ることは

それでは、待機電力を節電するために出来ることを解説します。

使用していない電化製品の主電源をOFFにする

使用していない家電製品の主電源はOFFにすることをオススメします。これだけで、待機電力の19%を削減できると言われています。

 

コンセントから抜くor電源タップをOFFにする

コンセントから抜くことで、待機電力をゼロに出来ます。なので、長期間に渡って使用していない家電製品はコンセントから抜くことをオススメします。なお、コンセントから何度も抜くのはオススメしません。機器によっては、やや耐久力などの問題で寿命が縮むこともあり得ます。

なお、節電タップを非通電状態にすることで、プラグの差し抜きをしなくても同じくらいの節電効果がありますので、度々プラグを引き抜くくらいなら節電タップを非通電状態にしてください。

 

待機電力があまりかからない家電に乗り換える

最近では、待機電力があまりかからない家電も多数登場しています。先ほどデータで紹介したように、平成20年から24年の間で待機電力が全体に占める割合は6%から5%に低下しています。要するに、商品の開発側でも技術力を高めて、待機電力がかからない仕組みを作っています。

なので、家電製品を購入したのが5年、10年や20年昔の場合には新しい家電製品に切り替えることで、待機電力による電力消費をある程度回避できます。

 

家にいない時はブレーカーを落とす

もしも旅行や出張で家を離れる場合は、ブレーカーを落とすことをオススメします。ブレーカーを落とすことで、全く電気料金がかかりません。ただし、冷蔵庫は止めてしまうと、中身の食べ物が腐るなどトラブルが発生しますので、中身は冷蔵する必要があるものがないか確認した上で行うようにしてください。

 

コンセントを抜かない方が良い家電製品もある

待機電力の問題を考えた時にはコンセントをとにかく抜けば良いという考えになりがちです。しかし、逆にコンセントを抜かない方が良い家電製品というのもあります。それは、テレビとエアコンです。

テレビをコンセントから抜くべきでない理由

テレビをコンセントから抜くと電子番組表などのデータを受信することが難しくなります。再度電源をつけた際に、それまでにダウンロード出来なかった情報をダウンロードしますので、それによって大量の情報をやりとりすることになりますので、大きな消費電力を使います。

最近の液晶テレビは進歩していて、待機電力が1ヶ月あたり数円というものも少なくありません。なので、新しい液晶テレビを購入した方が結果的に、安く済むとも言えます。

 

レコーダーをコンセントから抜くべきでない理由

レコーダーもテレビと同様に、記憶されている情報がリセットされます。なので、再びコンセントを差した時に最新のデータをダウンロードすることになりますので、結果的に、電気料金が発生します。最近は省エネモードが搭載されている機種もありますので、そちらも活用しながら電気代を抑えるようにしてください。

 

エアコンをコンセントから抜くべきでない理由

エアコンは、コンセントに差して、数時間運転をしないで通電状態で待機する必要があります。エアコンがしっかりと機能するには、室内機と室外機の間を冷媒が循環出来ないといけません。

もしもコンセントに差して、すぐに運転をした場合、冷媒が上手く循環しませんので、結果的に、エアコンが痛み、故障の原因にもなります。なので、春や秋などエアコンを使わない時期はコンセントは抜き、夏や冬には極力差した状態にしておくことをオススメします。

 

待機電力を節電する方法まとめ

今回は、待機電力を節電する方法を開設しました。年間で6,000円くらい浮く可能性ありますので、できる範囲でコンセントからプラグを抜くようにしてください。エアコンやテレビなどは問題が生じますので、プラグは抜かないように注意してください。

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